乙月あやめの日々是好日

秋田で日本赤十字献血サポーター企業の代表をしている占い師、乙月あやめのブログです。(本業の)魔女としての話も書きます。

大湯環状列石

先日、県北へ出かけた際に大湯環状列石に立ち寄りました。

大湯環状列石鹿角市の十和田大湯(大湯温泉が有名ですね♪)にある、縄文時代後期前半の遺跡です。

県道66号線を挟んで「万座遺跡」「野中堂遺跡」があります。

小単位で組石がならび、それが二重の輪になっていて、ストーンサークルとも呼ばれています。


万座遺跡
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こちらの遺跡では堀立柱建物跡も見つかっています。

野中堂遺跡
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真ん中に有名な「日時計状組石」があります。

この場所で何が行われていたかについては諸説あるそうですが、組石の下から副葬品等が見つかったため「共同墓地」という説が有力だそうです。

ちなみに、この石は遺跡から7キロ程離れた安久谷川の石が使われているそうです。

4000年前の歴史に触れることのできた、貴重な時間でした。

ちなみに1枚目の写真に見えるようにこのストーンサークルは中心に向かって周りをぐるりと取り囲むように藁葺き屋根の大きな小屋がいくつもあります。この下にみんなで集まって、中央で行われる祭儀の儀式を見守っていたのだろう、といわれています。

こういう「古代の儀式用の円」となれば、入って実際に魔法円を自分でも描いてみたくなるのが魔女の習性ですが、さすがに怒られそう(確実に怒られますっっ)なので出来ませんでした。

しかし、歩いて良いエリアにも小さな(と、云っても人が余裕で数人入れるレベルの大きさ)のサークルがありました。同行されていた橘師は迷うことなくそこで魔法円を描かれていました。
描かれた瞬間、中の空気が一気に変わるのを一緒にいた何も知らない人たちも同時に実感しました。

それはいつもの魔法円とはまた違った独特の空気でした。
やはり、古代の遺跡の、しかも同じような儀式を行ったであろう場所でのパワーというものはまた違ったものだとしみじみ実感しました。

そう思うと、いつかあの大きな円の中で描いてみたいですね(笑)



※他には平成7年に大館能代空港道路建設の際の調査で「伊勢堂岱遺跡」(北秋田市)からも環状列石が見つかっています。

羽後町産のすいか

先日、秋田県羽後町の羽後産のすいかを頂きました。

とても大きくて、ずっしりと実が詰まっています。

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丸いすいかが赤いすいかで、

縦長のすいかは黄色の珍しいすいかだそうです♪

冷蔵庫にまるごと入れて、1~2日よ~く冷やしてから切ってみました。

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美味しそうです♪

初めに赤いすいかを頂きました。

とっても甘い!

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そして、黄色いすいか。

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こちらも甘い!

随分前に食べた黄色のすいかは、
甘味がなく「キュウリのような味」という記憶があったのですが…(^^;)これは甘いです!

すいかは昼と夜の寒暖の差が大きいほど、甘くなるそうです。羽後町は昼夜で15℃の差があり、すいかに適した温度だそうです。

それでこんなに甘い実がなるんですね。

どちらのすいかも今までで食べたすいかの中で一番美味しかったです♪

ごちそう様でした♪

献血1周年

本日も献血パークるうぷさんで、タロット占いのボランティアをさせて頂きました。

すっきりと晴れて良いお天気でした♪

さて、2017年の7月からボランティアを始めさせて頂いておりますが、
はやいもので1年
が経ちました。

この1年間で献血ルーム献血のイベントで鑑定をお受けした回数は343件でした。

秋田県全国1,2位を争そう輸血利用量なのに、献血者数は全国最下位です。このことを少しでも多くの方に知って頂けたらと思います。

ところで、1年間ボランティアを続けさせて頂いているのですが、

「どのくらいやってらっしゃるんですか?」とよく聞かれます。そこで、

「1年経ちました」

とお答えしても

「全然知りませんでした」

と言われることが多く…、まだまだ皆さんに知って頂けていないのだなと思います。

これからも献血ルームでの占いを続けさせて頂きます。よろしくお願いします。


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雄物川花火大会

f:id:ayame-otozuki:20180812012918j:plain8月11日(土)は第31回秋田市夏まつり雄物川花火大会が開催されました。

この花火大会は1988年に雄物川放水路通水50周年を記念して始まったもので、秋田市の三大夏祭りのひとつ(竿燈祭り、土崎曳山祭り、雄物川花火大会)と言われているそうです。

今年は約7500発が打ち上げられ、会場から離れてはいましたが、私も花火を楽しむことができました。 

会場となっている雄物川ですが、
雄物川は総延長133キロメートルの秋田県で一番長い川です。

雄物川という川の名前は一般的に六郡郡邑記に出てくる「貢物(御物成)をば、舟にてつみ下す川」が由来だと言われているそうです。

風も涼しく、良い花火大会でした♪

来年は秋田市の三大夏祭りの土崎曳山祭りをぜひ見てみたいと思います♪
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あきたこまち

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先日あきたこまちを頂きました。
今日はお米に関する話題を書きたいと思います。

秋田県のお米といえば「あきたこまち」が有名ですが、あきたこまち

平成天皇即位の礼大嘗祭で献上されたお米

です。

大嘗祭(おおなめさい又はだいじょうさい)というのは、天皇が即位された直後、最初に行われる一世一代の新嘗祭(にいなめさい又はしんじょうさい)のことです。
新嘗祭…収穫を祝う行事

この大嘗祭では京都から見て東の「悠紀田」と西の「主基田」が「亀卜」という占いによって決定し、そこで採れた新穀を献上し、天皇自らが食されます。

占いで東の「悠紀田」に選ばれたのが秋田県五城目町でした。

五城目町は「悠紀の国」と呼ばれ「五城目産のあきたこまち」が献上され、このことで「あきたこまち」は一躍全国区で有名になったそうです。

あきたこまちなくして平成は始まらなかったかもしれません。


平成の終わりをあきたこまちと共にかみしめて過ごしたいな、と思いました。

残暑お見舞い申し上げます

残暑お見舞い申し上げます。
 
秋田では

「竿燈祭りが終わると、短い夏が終わり秋が始まる」

とよく聞きますが、立秋をむかえた今朝の秋田市内は曇り空、涼しい風が吹いていました。
午後に雲間から強い日が差していましたが、気温の変化や風の吹き方に秋の来る気配を感じました。

秋田市旭南の旭川では竿燈を締めくくる「御幣流し」が行われました。

竿燈の先端に取り付けていた御幣を外し、川に流すのは「竿燈に吸い寄せた穢れを流す」という意味があるそうです。

全国各地ではまだ30度を超える暑さの場所もあり、暦の上では秋になりましたが、厳しい残暑が続きそうです。また、先日は山形県で記録的大雨の被害があり、これからやって来る台風も心配です。

季節の変わり目ですので、皆様くれぐれもご自愛下さい。

竿燈最終日

今日は「平成最後」の竿燈祭りでした。

4日間に渡って行われた熱いお祭りのフィナーレです。

心配されていた雨も時々ぽつぽつ降る程度で、
御天気にも恵まれました。

まるで何かに守られているかのようです。

午後にエリアなかいちをおとずれたところ、
竿燈のトーナメント戦の表彰式が行われていました。(団体、個人、お囃子)

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竿燈は古くに旧七夕のお祭りで、「眠り流し」と言われ、笹竹に灯籠や五色の紙をつけたものを持って練り歩き、そこに収穫前の穢れ(睡魔等)をつけて、川へ流すというものと、
お盆に庭先で高灯籠を立てていたことからこの2つが合わさり、現在の竿燈になったと言われている200年も前に始まった行事だそうです。

今回全日程の竿燈を見るのは初めてでしたが、とても良い4日間でした。

ありがとうございました。

傘をまわしながら、額に竿燈をのせる技に「わぁ」という歓声があがります。
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ふれあいの時間に太鼓に挑戦しました
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