今は占いの本を書いたりする事が多くなりましたが、以前は毎日かなりの数の方の鑑定をさせて頂いていました。占いをしていて思ったことで
一番大切だと思ったことは、占いの怖さを忘れない
ことだと思っています。
占いというのは普通では知ることができない未来のことや、隠された事実などを知る技術です。そもそも当たるようにできているのですから、
占いは当たるのが当たり前なのです。
でも、実際に占っているときは占って当たるととても驚かれます。でも、占い師はどうも先生と呼ばれることが多いので、自分が自分だけの力で偉くなっているような気がしてしまう人が結構います。
それに占いの相談者は自分より若い人の方が少ないことです。自分より、ずっと人生経験が豊富な人もたくさんいらっしゃるわけです。そんな方々に自分の経験でものをいうことは現実的にできません。
そういう時は無心でカードなどの声に耳を傾けて、カードなどに教えていただくほかないのです。
ところが、「占いは当たるようにできているもの」という事実と「答えを教えてくれているのはカードなど」ということを忘れて、中には、カードなどが教えてくれているのを、自分の力だと錯覚して横柄な態度になる人も多くいます。
私も含めて、謙虚さを忘れるとそういう錯覚に振り回されて、人としてダメになってしまいます。
それが一番怖いですね。
まだまだ、占いの道は先が長いと思っています(^_^.)