先日、Twitterで「楽な方を選ぶと失敗する」とツイートしたところ、自分が思っていたのとは違う反響を頂いてしまいました。
もちろん、何の説明もなく、いきなりこんなどうにでも取れるツイートをしたわけですから、それこそどうとられても仕方なかったのですが、楽をすることを肯定する反応があったのも(こういう言い方は失礼ですがそれを承知で言わせて頂けば)面白いな、と思いました。
誰だって楽して問題解決ができたり、楽して上手く行けばそれに越したことはありません。しかし、考えてみれば当たり前のことですが、
「楽して上手く行くならそもそも占いには来ない」
のです。
くどいようですが裏を返せば、占いに来る必要がある時点で、
「今抱えている問題は楽して解決できない」
可能性が極めて高いのです。
もちろん、本人がとんでもない見落としをしていて、本当は簡単な問題なのに自分で複雑な問題にしてしまい、さらにこじらせてしまっていることもありますが、それは例外的な話です。
さて、鑑定をさせて頂いている中で、自分が楽のできる結果を何とか言わせようとする人がいたり、自分でもどうするのが正解かわかっていても楽な方に逃げて失敗してしまう人を多く見てきました。
そういう人はせっかくあと少しの一頑張りで今までの辛い状況から抜け出せる、そこまで来ていながら、
しかも
「どうすればよいかわかっている」
のに「やっぱりだめかもしれない...」「辛い思いはしたくない」などの言い訳を自分にしながらあと一歩の所で逃げ出してしまうのです。そういう人はこの先どんな問題にぶつかっても、同じように最後の一歩を乗り切ることができなくて毎回失敗してしまうと思います。実際、そういう方々のお話を聞いていると、今までもそういうことが何度もあった、ということがほとんどです。
これは、あと一歩の所まで頑張ってきたのに本当にもったいないことです。
タイトルでは「楽な方を選ぶと幸せを逃がすことも・・・」としましたが、やはり占いの現場では「自分が努力を放棄する楽な方を選ぶと失敗する」という方が現実なのかな、と思いました。