まず始めに、今回の「平成30年胆振東部地震」で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
地震が起こったとき、私のいる秋田でも色々なものが揺れていました。そして、その少し後、北海道で大地震だったということをニュース速報で知りました。
ご存じの方もいらっしゃいますが、私も仙台で東日本大震災に被災しました。あの時の何も情報が入ってこなくて何が起こっているのかわからず不安なまま明かした夜、そして真っ暗な夜の街等、色々なことを思い出しました。あの真っ暗な闇は、今の日本では山奥などでなければ経験することがないでしょうし、そんな光景を大きな町の中で経験する等というのは想像を絶するもので、それがさらに不安をあおりました。
今回の地震で被災された方々もきっとあの時の私たちと同じ不安や辛さを今現在、現在進行形で経験されているのだろうということが容易に想像でき、正直言葉もありませんでした。
思い起こすと、2018年を迎えてからの豪雪(平成30年豪雪)に始まり、豪雨(平成30年豪雨)、猛暑(2018年猛暑)、台風被害、大阪北部地震等…。
次々と起こる天災により、被害に遭われた方たちのことを思うと胸が苦しくなります。
また、今も復興のために昼夜活動に励んでいらっしゃる皆さん、くれぐれもお怪我をされたり体調を崩されることないようお祈りさせていただいています。私が震災で避難所暮らしをしていたときなど、自衛隊や周辺自治体の警察、消防などを始めとする、駆けつけてくださった方々にどれほど力づけられ、どれほど救われたかを思い出し、あの時のありがたさをつい昨日のように思い出しました。
私が今現地に伺ってもおそらく何もできません。しかし、募金活動に協力させていただくなど「今ここで」もできることはあるはず、と思い、小さなことばかりですが自分にできることを探して何か些細な協力をさせて頂いている毎日です。そして皆様が1日でも早く安心して生活ができるように毎晩お祈りさせて頂いています。
明けない夜はありません。
こうしたときこそ、みんなで「まず今自分がいる場所でできること」から被災地を応援していけたら、としみじみ思っています。