乙月あやめの日々是好日

秋田で日本赤十字献血サポーター企業の代表をしている占い師、乙月あやめのブログです。(本業の)魔女としての話も書きます。

6月のイベント予定です

6月は秋田拠点センターALVE(アルヴェ)でのイベントがいくつか予定されています。

駅ナカ占い in ALVE
6月5日(月)~9日(金) (ALVEきらめき広場)
16:00~20:00

☆第6回アルヴェフリーマーケット出店
6月11日(日) (ALVEきらめき広場)
10:00~15:00
・占いと雑貨などを出品します。

☆【無料講座】魔女のハーブ講座第1回
6月16日(金) (ALVE洋室)
18:30~20:30
・ハーブを使った魔女の護符の作り方や護符などの基本的な知識などのワークショップです。
・テーマは恋愛、仕事、人間関係等、毎回色々変わります。
・テキストプリント等は無料ですが、材料費が300~500円程度の実費で必要なこともあります。実習見学の場合は材料費0です。
(私はサポート講師としての参加です)

☆【無料講座】魔女のハーブ講座第2回
6月30日(金)(ALVE洋室)
18:30~20:30
(同上)

以上、トータル8日間ALVEでイベントを行っています。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

②ボイドタイム~続いてしまったら~

先日はボイドタイムについてお話ししましたが、

今日はボイドタイムに引っかかってしまったときのお話しをさせて頂きます。

中々思うように事が進まない時に、ボイドタイムを確認すると、面白いことに1度だけでなくすべてが見ボイドに引っ掛かっていたという場合もあります。

例えるなら、一度赤信号に引っ掛かってしまったら、次々と赤信号に引っかかってしまう。という状態です。

(もちろん、うまくいかない理由がボイドタイムだけとは限りませんが)

そんな時は軌道修正が必要です。

ボイドタイムを確認しながら、「ボイドを避ける」というのを意識して行動するのです。

ボイドタイム中に全く新しいことを始めない
(例えば重要な会議の他に、引っ越し、退職、プロポーズをする)

ボイドタイム中には静かに過ごす
(今までの課題や問題点をじっくり考えてみる、一人で過ごす、恋人と寛ぐ時間等)

もちろん、急な大きな変化は期待できませんが意識して、地道に続けていくことで一度引っ掛かった負の連鎖を少しづつ断ち切ることができます。

もし、これってボイドタイムにしてはいけないこと?
これはボイドタイムの影響でしょうか?
という質問がありましたら、遠慮なくご相談ください。

 

上弦の月.jpg

バステトライフデザイン研究所ブログ

私の所属しているバステトライフデザイン研究所のブログがだいぶ長い間放置されていましたが先月から活発に更新されています。

こちらのブログでは魔女について、神々について、占いについて、霊や霊障について、運勢についてなど色々なテーマで様々な話題を取り扱っています。

よく頂く質問や実際のご相談の現場でよくある話などをここにまとめていく予定になっています。

お時間がある時にぜひご覧くださいませ。

衣替え

今日から6月、暦の上では衣替えです。
一応夏着物を出したのですが、気候的にはまだ微妙かな・・・と。

東北の場合、梅雨の時期になったら衣替え、という基準もあります。
どうしようかな、と思案中です。

ところで夏着物と言えば、夏の時期は夏着物を着ている人が年々少なくなって

自動的に浴衣と間違えられる

頻度が上がっています。さびしいものですね。

秋田おばこ

先日、秋田市内のアーケード(大屋根下)でイベントの割引チケットを配らせて頂きました。

多くの皆さんにあっという間に受け取って頂き、大変嬉しいです。

さて、チケットを配らせて頂いているときにポツリと「お、秋田おばこ」と言われました。

一体どんな呪文だろう^^;と思って調べてみました。

秋田おばこ:秋田で生まれ育った娘さん
(JA秋田おばこさんより)

または、秋田民謡でもあります。


秋田弁で少女のことを「おばこ」というのではく、山形県庄内地方の"庄内おばこ"(庄内おばこ節)が伝わってきたのだそうです。
(秋田弁では女性のことを姉チャとか姉コというそうですよ)

民謡秋田おばこの歌詞も面白いので、ぜひ聞いてみてくださいね。
(ちなみに今年の"第29回秋田おばこ節全国大会"は6月4日に開催されるようです♪)

さてそんなおばこをイメージした、JA秋田おばこさんのキャラクター。

紺色の農作業を着たかわいらしいおばこです。

そう、この作業着がなんと私が着ていた着物の柄によく似ていたのでした(笑)

それで「秋田おばこ」と言われたようです^^

ちなみに私の着ていた着物の柄は、こちらです(笑)

 

kimono.jpgのサムネイル画像

師の言葉から

私が初めて魔女の世界に入ってもうじき15年。
マチュア時代も入れれば、人を占うようになって14年。
長かったような、あっという間だったような感じです。

そうした中でいつも身に染みて感じているのが「学ぶことの大切さ」です。

学ぶことと一言で言っても、その実は色々です。
もちろん、一番多いのが本から学ぶこと。
次に経験から学ぶこと。

「最近の若い人は失敗を恐れる人がほとんど。でも人間は失敗から大きなものを学び取る。失敗できるうちに失敗しないと損だよ」

とは師匠の言葉。全くその通りだと思う反面、私自身もまだまだ失敗を恐れて損をしているな、と反省しきりです。

そして、人から学ぶこと。これは師匠やご縁を頂いたその道の専門家やあるいは色々な講座などに出向くことももちろんですが、クライアントさんや、ボランティア先の子供たちなど、様々な人から学ぶべきものがいつもあると感じています。師匠が口癖のように仰っている

「我以外皆わが師なり」

という言葉は年を重ねるごとにその通りだなと、納得するとともに言葉の持つ重みを実感しています。

また「学ぶことは自分の足りない所を補ってくれる」という言葉も私にとってとても重要な言葉でした。
私は複雑な家庭環境だったことから他の人なら当たり前に生活の中で学びとっているはずのものがいくつも抜けてしまっています。
最初はそうした「自分に欠けているものがある」事すらわからずにいましたが、色々と学んでいく中で、徐々に自分に欠けているものを自覚できるようになり、様々な学びの機会の中でそうした欠損を埋めていくことができました。学ぶということは間違いなく私を成長させてくれています。

そして何より、クライアントのご相談にお応えするときにカードがいくら正確に出していても読み手がそのカードの示していることを知らなければ深い読みはできません。(極端なたとえ話をしますと、カードがいくら「胃の病気に注意」と教えてくれていても読んでいる人が胃を知らなければ「病気に注意」くらいにしか読めないという感じです)

こうして考えると、学ぶことから導かれるまとめの言葉が浮かんできます。これは師匠の口癖でもありますが

「知は力なり」

という言葉です。

ここに人が学ぶ理由、人にとって学ぶ価値などと言ったものがすべて凝縮されているといつも感じています。

経済倫理学(宗教と経済)

最近、経済倫理の本(「プレップ経済倫理学」柘植尚則著 弘文堂 2014/10/20)を読んだのですが、その中で面白いと思ったことを書いてみようかと思います。

その本の中に宗教と経済という項目があり、キリスト教イスラーム、仏教、儒教とそれぞれの宗教的な経済の歴史などが書かれていました。その中でも私が面白いと思ったのはイスラームの経済の考え方です。

イスラーム聖典クルアーン」をもとにして考えられたイスラーム法「シャリーア」に書かれている定めに従い生活をしています。
経済活動もクルアーンシャリーアを元に考えられているため、ほかの国とは違った金融の考え方を持っているのです。
クルアーンには「アッラー(神)は商売はお許しになったが、利息取りは禁じられた」と記されています。そのためイスラームでは利子を取ることを禁止しています。
具体的には、元本が保証される形での貸付けを行い、利子を取得するものであり、これをアラビア語で「リバー」というそうです。
リバーはシャリーアに反するものとして厳しく禁じられています。

何故リバーが禁じられているかというと、イスラームでは
商売では誰もがリスクを負わなければならず、そうして得られた利益だけが正当な利益だと考えられており、借り手だけがリスクを負い、貸し手が全くリスクを負わないリバーは不労所得だからなのです。

こうした考え方の背景にはアッラーのもとではあらゆる人が平等である、という考え方があります。そこで商売においては人々が対等な立場で直接取引が原則とされています。

では、イスラームでは銀行はないのか?と思ったのですが、イスラームにも銀行は存在します。
銀行は存在しますが、リバーのような不当な利子を取るようなことはしていないそうです。

宗教的な考え方により、ほかの国で普通に行われている銀行業が禁止されているというところがすごく面白いと思いました。

宗教を知るということは世界の動きを知るうえでとても大事なことだと思いました。占いをしているとクライアントには色々な専門の方もいらっしゃいますし、そうした方々のお仕事のご相談をお受けすることもよくあります。そうした時、自分が知らない分野でもカードは的確にアドバイスをくれますが、こうした日常とはあまり関係ない、でも世界の流れの大きな一部の根底にあるものをどれだけ多く学んでいるかが当然占いにも大きく影響します。これからも色々な分野の本をたくさん読んで、今回のように面白い本があったらぜひご紹介していきたいと思います。