写真はオリジナル・ライダー・ウエイト版です。
今でこそ「ライダー版=黄色」というイメージが定着していますが、元々はこの青箱だったのです。
箱の中には「解説書」「カード」「ケルト十字スプレッドの配置が書いてある紙」が入っています。
ウエイトはケルト十字スプレッドを強く推奨していました。写真左上に移っている箱の中に入っている長細い小さな本が「The Key to the Tarot (タロットの鍵)」というタイトルのウエイト自身の手によるウエイト版の解説書です。
これはカードとのセットだけではなく、独立した出版物としても出されていて、そちらはタイトルもちょっと変わっていて「The Pictorial Key to the Tarot(タロット図解)」となっています。でもどちらも文章だけの構成で大きさと表紙などの体裁以外は全く同じですからなぜタイトルが違うのかよくわかりません。
尚この本は全訳が出版されていないのですが(抄訳はアレクサンドリア・木星王氏の手により何度か判型を変えて出版されています)、なんとWeb上に無料で読める形で全訳が紹介されています。