乙月あやめの日々是好日

秋田で日本赤十字献血サポーター企業の代表をしている占い師、乙月あやめのブログです。(本業の)魔女としての話も書きます。

生まれ変わり(1)

先日「死んだらどうなるんですか?」という質問をされました。

「死んだら最後、無にかえる」

と言いきる人も世の中にはいっぱいいますが、私(魔女たち)はそうは考えていません。

人間は死ぬとあの世に行きます。

このあの世の名前は魔女によって伝統が異なるので色々です。

ここでは、分かりやすく「あの世」で統一します。

さて、あの世に行ったら生まれてから死ぬまでの人生をすべて見直します。

その時に生きているときにはわからなかったこともすべてわかります。ここで、誤解をしていたことや、自分が知りようがなかった事実も知ることになります。それらを見ながら自分の人生の一つ一つを丁寧に反省していくことになります。

最後まで自分の人生を見直した後に、次の人生での課題を自分で決めます。

その課題が適正なら次の人生への準備が始まります。適正でなければ何の変化もなく、適正な目標が設定できるまで考えることになります。そういう意味では当たり前ですが時間は文字通り無限にあるのです。

適正な目標が決まると、その目標を達成するためにはどういう人生に生まれ変われば良いかが決まります。とはいっても、生まれる場所(日本、アメリカ、アフリカくらいの大雑把なエリア、という感じの場合が多いようです)とか、兄弟が多いか一人っ子か、女性か男性か?などが決まる程度です。

よく「子供は親を選んできた」などという主張をする人がいますが、これは大雑把にいえばその通りですが「〇〇さんの子供として生まれる」というような細かい設定はほぼあり得ません。

ましてや、病気や先天的な障害などを選んで生まれてくる、等ということはほぼあり得ません。なぜなら、妊婦の胎内で肉体が作られる段階にはどの魂も介入できないからです。

そして、新しい人生をスタートするのですが、残念ながら生まれるときのショックで生まれる前の記憶は表面からきえてしまう場合がほとんどです。なので、自分が設定した目標もその時に忘れてしまうのですが、潜在意識ではしっかり覚えています。

このように新しい人生が始まるのです。

魔女はこうした考え方を持っているので「死んだら終わり」とは思っていないのです。

考え方、といいましたが、これが正しいと確信できるような体験を多くの魔女は人生の中で何回か経験することが多いようです。