占いはどうして当たるのか?
これは私が最初に占いに対して持った疑問でした。
たとえばタロットカードを例にとれば78枚のカードを混ぜてその中から数枚を開いて占うわけですが、それでなぜ質問の答えが出てくるのだろう?と不思議に思ったからです。
私がよく使うスプレッド(カードの開き方)だと7枚を開きますが、これは
78枚×2(正逆)+77×2+……72×2=1050(通り)
のカードの組み合わせが広げられているにすぎません。そしてそのカード1枚1枚に意味があるとしてもそれをつなぎ合わせるだけで無限とも言える人間の悩みに対しての答えがなぜそこに出るのだろう??と心底不思議だったのです。
私がカード占いを習ったとき、
「占いの答えはシャッフルやカットしている時(カードを混ぜている時)に出来上がる
と教わりました。そして
カードがきちんと切れているか(答えがちゃんとできているか)
を確認する方法も習いました。
そしてその通りにやると、あら不思議、習いたての私でも答えを導き出すことができたのです。
タロットカードや占い専用にしているトランプなどのカードはそのようにできている、と言ってしまえばそれまでなのですが、それにしても不思議です。
ところで占いというのは「人間には普通わからないこと」を知るための技術です。
と、言うことはその答えは誰に聞けばわかるのだろう?と考えるようになりました。人間にはわからないことを知っている存在……
神様か女神様しかいないじゃない!
という結論に至りました。
ようするにカード占いというのは神様や女神様からの答えを「カードという受信機」を使って受信しているのだと。それを読み解く技術なのだという私なりの結論にたどり着きました。
もちろん他の考え方もあると思います。でも私にとってはその結論が一番しっくりくるものだったのです。
少なくても「占いはどうして当たるか?」という私の素朴な疑問に対して一番説得力のある応えになってくれています。