占いにくる人の中にはもう自分で結論を決めている人もいます。そういう人は占いの結果はどうでもよくて
「占いの結果として後押しをしてほしい」
という人です。こういう人に対して「占いの結果はともかく」背中を押してあげるような事を言うととても喜んでくれます。そして自信を持って自分の決めていたことを実行します。だから「商売的には」そうするのが正しいのかもしれません。
でも私はそれをしません。どんな方を相手にしても誠実に出ているカードを読み、場合によっては星を読み、正確にお話しするようにしています。場合によってはクライアントが決めてきたことと正反対のことを読むこともあります。でもそれでちょっと立ち止まって考え直すきっかけにしてもらえればより良い結果にたどり着いていただけるかもしれないからです。
占いはあくまでも転ばぬ先の杖
これが私のうけた教えですが、この言葉は教えていただいて良かったと思うもののベスト3になります。
占いを「ただ励ますもの」に終わらさないことは意外と重要なことだと思います。