「幸せ」ってすごく難しくて、それこそ人それぞれみんな違うといえば違うわけです。
それでも共通する部分はあると思うのです。それはつまり、
その人が幸せだと感じていること
だと思います。何を当たり前のことを、といわれそうで姿の「感じている」が大事なのです。つまり主観なのです。客観ではないのです。
そうすると人は
人それぞれの幸せを追い求める
以外に幸せになる道はないということになります。だから
幸せになりたいなら、自分が何を求めているかをはっきりさせる
ことが何よりも重要になるのです。そうでないと、いつまでも自分が幸せとは無縁の感じがしたり、不幸を感じたり、とそれこそ幸せと逆方向へといってしまうのです。
私の話を少しします。
私は15歳の頃まで客観的に言えば不幸でした。でも当時は死なないこと、生き抜くことに精一杯で幸せか不幸かなど考える余裕もありませんでした。カルト宗教に連れて行かれたり、虐待を受けたり、ネグレクトを受けたり、何度か保険金目当てで殺されそうになったりとろくなことがありませんでした。しかもそれが全部身内によるものでしたから逃げ道などなかったわけです。
安全に毎日が送れること、これが当時の私が求める幸せだったのです。
そんな日々を送っていく中でWitchcraftに出会い、魔女となりました。
すると生活は激変していきました。もちろん良い変化ばかりではありません。でも良いも悪いもスピーディーに次々と変化が起きていきました。その間判断ミスをしてバカなことも何回かしてしまいました。そんな感じで4年くらい激変の中にいました。
そして少し落ちついたときに今度は人身売買目的で誘拐されました。そこから何とか救い出され、ようやく私の激変は収まりました。
振り返ってみると、私の場合はWitchcraftに出会い、それを学ぶという決断をし、そこから玉突きのように、それこそ次々と変化が起こって、結果として幸せを手に入れました。
だから思うのです。
今幸せを感じていない人や不幸を感じている人は何でもいいからまず自分から変化を起こしてみることが一番大切だと思うのです。私の場合はWitchcraftを学ぶことでしたが、それは人それぞれ、何でも良いのです。何か今自分ができること(もしかしたらちょっと無理をするところがあったり、度胸が必要だったりはするかもしれません)で何か昨日までと違うことをするのです。そうすれば幸せへの玉突きが起こってきます。
そうやって得た幸せはちょっとやそっとでは崩れません。
安心できる幸せが手に入ります。
もちろんそれだって何時か崩れる日がくるかもしれません。そうしたらまた何か変化を起こせば良いのです。一度できたことは何度でもできます。そうすればもうあなたは幸せをいつも手にすることができるようになるのです。
私は「幸せ」とはそういうものだと思っています。