人間には未来を知ることはできません。これはとても当たり前のことです。
ところが人間は未来や不確定なことを知りたがるものでもあります。
そうした「普通人間が知ることができないこと」を知る技術が占いなのです。
未来を知ることができる存在。
未来を動かすことができる存在。
不確かなことを知ることができる存在。
そうした人智を超えた力を持っている存在は「神」や「女神」と呼ばれる存在なのだと思います。
占いは神様や女神様というような高次の存在からのメッセージを受け取ったり、質問したりする方法なのです。
なので神様、女神様を信じていてもいなくても、正しい方法(占い)で、神様や女神様とつながることができる占い師が読みといたり、聞いたりしたものは、同じような結果になるのです。
そう考えるとたとえば複数の占い師が同じ問題について同時にカードを開いたとき、同じカードがキーになるところに出たりもするのです。そしてそれは決して珍しいことでもないのです。
少なくても魔女の占いはこうした神様や女神様という前提があった方がより正確に読めるのではないかと思います。